先日、知人(と濁す)の3歳くらいのお子さんを眺める機会があったのだが、そのおこちゃまは電車のおもちゃが好きみたいで、すごくそのおもちゃで遊んでいた。ここから、ぼくはある仮説を思い浮かべ考えるようになってきている。その仮説を述べるまえに、下記の図を見てほしい。
みなさんは覚えているだろうか。これは、小学校くらいでマスターできる、理科や算数のテスト対策で覚える図だ。速さ、時間、道のりがあり、これらには等式(以前は方程式と書いていたが、意味が異なるため訂正)が成り立つ。(下式)
「速さ×時間=道のり」
この三つをそれぞれ短縮できることこそが、ほとんどの「テクノロジーの発展の原動力」になっていることにお気づきだろうか。おこちゃまの大好きな、飛行機、電車、新幹線、自動車、リニアモーター、などなどを例として考えてみるとよく分かる。速くなったり、時間が短くなったりね。
ぼくの書いたブログでも分かるように、テクノロジーの発展は上式の数値をいかに減らすかについてやっきになっている。いや、ぼくはこんなことを言いたいのではない。問題は、上式は「小学生でも理解ができる」ということだ。おこちゃま時代にテクノロジーの模型と戯れ、小学生の教育で夢を実現させる足がかりとさせているのだ。これでいいのか、じゃぱんの教育よ。
ぼくたち大人は、知らず知らずのうちに、テクノロジーの夢をおこちゃまにいだかせ、知らず知らずのうちに、じぶんたちのテクノロジーという夢物語が、おこちゃま時代からの憧れになっており、知らず知らずのうちに、おこちゃまのお国になっているのかもしれない。
という、SF小説でも書いてみたい!
ぜひ、どなたか愛をもってぼくに依頼を。